漢方体験

犬：コリー　１４歳（推定）　オス

老犬ではありますが、今年の頭まで立派に番犬を努めていくれていた我が家の愛犬。
さすがに寄る年には勝てないのか、最近は寝てばかりいましたが、ある時から呼吸が嫌に速いな、ということに気が付き、動物病院で検査してもらったところ、肺に腫瘍がありました。
かなり大きいということで、年齢を考えても耐えられないので手術はしない方がいい、ということに。　
まさしく青天の霹靂でした。
絶望感に打ちひしがれるところに仕事先の男性より不思議な漢方薬局があり、ペットによく効く漢方も作ってくれるという話を聞き、どうせ助からないのであれば少しでも楽になれば、という気持ちで相談したのが杉山薬局さんです。

ペットの担当は若先生なのですが、特にガンや重篤な免疫系の病気などを漢方で随分改善させておられるとのことで、一体どんな漢方薬がそんな効果を発揮するのか、という正直興味もありました。
うちの犬は少し大型のコリーなので、人間のお子さんと変わらないくらいの量を使うというお話でしたが、錠剤と粉薬を合わせて用意してくださいました。
飲ませて２週間位で、寝たきりだった状態と、ハァハァいっていた荒い呼吸音が明らかに改善したのでびっくりしました。
獣医さんからは余命宣告のようなものは特にされてはいませんが、ある意味見放されたわけで、この状態への改善はすごく希望が持てました。
６月に入ってからも手術ができないほどの腫瘍を抱えているとはとても思えないほど食欲もあり、たまに長い咳をすることはありますが、呼吸の乱れは感じられずの状態が続いています。
今はもう検査することもしておりません。
腫瘍自体が消えるとまでは流石に思っておりませんが、このまま平和な時間が少しでも長く続いてくれれば家族としてこれほど嬉しいことはありません。

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